
空想楽団
Tr.1 FigMeNT feat.Liz./IA
Guitar:あさくら Mix:さぶろう
あれからもう時間は流れ 青色に浮かぶ街は
壊れたオモチャの様にいつかは忘れられるから
凍ったままの世界は少し崩れ始めかけている
お金と引き換えにし手に入れた結果は脆く
崩れていく 空が歪んで見えるのだろう
代償 それはきっともう忘れてしまった
雨が降った 土砂降りのさ まるで君の心だね
数字を気にする「旅」 行き先を見失うんだ
全てが消えてしまう 空を見た
ああ 街が沈んだ 響く音がまるで泣いているみたい
寒い夏が溶ける日に世界を拒んだ
夢見ていた世界はもう真っ黒に染まっていくんだ
描く空はきっと雲一つない青で
綺麗な夢、未来を選ぶ余地もないくせに
Tr.2 モーニンコール
feat.土山時雨/初音ミク
観覧車の夢。朝には溶けて。
口笛を吹いて、青色に溶かす。
どんなに救いを求めてみても、
指のひとつ、それすらも届きはしないな。
変わらない日々が、星を拾っていく。
暗闇に飲まれたって、物語は、そう、続いている。
変わる景色に置いていかれても、
いつもの空は、そこにあった。
太陽ひとつで覆るような、世界を、夢見てた。
欲しがった。
晴れた朝の電子音が騒ぐ。
時間の空が瞼の裏で踊る。
夜明けを待つ人、拒む人。
古びた未来を待ち焦がれている。したたかに。
痛みの行列が、生活を急ぐ。
伸ばす手が届かなくても、
希望と絶望ぐらいわかるだろ。
飛ぶ鳥に想いを託すような。
白の世界に何を見た?
心象風景、失われそうなときは
おまじないひとつだけ、抱きしめ。
嘘みたいにさぁ、とめどなく、
鮮やかな赤の乱反射がさ。
その向こう側で、ずっと
『オーバードライブ』
眼が眩んだ。
宙を舞う言葉が。流れ込んだ。
透明な日差しも、その温度も、遮った。
音を立てておちてゆく。
「ほんとのこと、見えるといい・・・」
原風景の果て。白日の下、雲に隠れた。
変わる景色に置いていかれても、
いつもの空は、そこにあった。
太陽ひとつで覆るような、世界を、夢見てた。
そしたら。
一瞥もくれない向こうから。
SOS。
僕の声だ。
心臓。晴天。
歌が届いたなら、明日は晴れるだろう。
晴らすだろう。
遠く。遠く、虹がかかる。
遠く上空。空のままで。
ヘリコプターに乗って、さぁ。
Tr.3 Everlasting feat.テンツク/GUMI
あれからどれだけ時が進んだか
悲しげな空は口を開けずただ身を任せてた
彷徨う心と震えるつま先
いつまでも遠い地平線に届きはしなかった
日差しを得意げに受けて
影を作るピエロが
「ここで待ってるよ」
と 小さく招いた
立ち止まって沈んだ跡を
いつか見た君は笑うだろう
その度少しずつ強くなれるんだ
いらない物ばかりを捨てて
大切な物だけ残して
そんな事は分かってるんだ
ひたすら行く
最後の言葉も大事な仕草も
両手で塞いでいた僕は気付けもしなかった
セピアがかる懐かしい記憶が
いつまでもここにあるかのように優しく包んだ
うつむいて抱え込む僕に
微笑むピエロが
「今更遅いよ」と
気にしないように小さく囁いた
立ち止まって沈んだ跡を
いつか見た君は笑うだろう
その度少しずつ強くなれるんだ
いらない物ばかりを捨てて
大切な物だけ残して
そんな事は分かってるんだ
ひたすら行く
遠くに見える丘の灯台
すべてを照らし出してなぞる
彷徨う心はすでに消え去った
いらない物ばかりを捨てて
大切な物だけ残して
そんな事は分かってるんだ
ひたすら行く
Tr.4 プリムラゼブラブルー
feat.まる/鏡音リン
Arrenge:さまぐら
どこまでも続く道の先
静かな木漏れ陽の中
私を呼んでいるような声は
青空から聞こえるの
届かないと知りながら
今日も高くこの手を伸ばした
降り注ぐ白く輝く陽
凛と咲いている 花まで包んで
青空に柔らかく抱かれて
静かに目を閉じる
花びらを濡らした雫が
見上げた頬をかすめて
私を呼んでいたあの声は
雨音にかき消された
不規則なリズムで刻まれてく
空色を奪った音
不規則なリズムで刻まれてく
空色を奪った音
降り出した黒く滲んだ雨は
凛と咲いていた 花まで溶かして
私を包んだ青空も全て
隠して舞い落ちる
薄明り 霞んでよく見えない
震える声で呼ぶ 聞こえているなら
俯いたままの一片の花に
陽を導いて
降り注ぐ白く輝く陽
凛と咲いている 花まで包んで
青空に柔らかく抱かれて
静かに目を閉じる
Tr.5 雨の日大作戦
feat.じゅみ/GUMI
天気予報が教えてくれた
午後からどうも雨が降るらしい
寝起きの朝のちょっと嬉しい知らせ
「傘が要るから面倒だな」って
口ではそう言っといて
心の中は軽く期待したりして
少し大きめの傘を差して
待ち伏せする帰り道
大きくなる足音と
高鳴る私の心臓と
しかめっ面して走ってる
あなたはもう既にびしょ濡れで
声を掛けようと手を振った
私の側をすり抜けて行った
「ごめん。でも濡れちゃうから」
そう言うとまた走り始めた
梅雨明けすぐの蒸し暑い午後
「雨の日作戦」は敢え無く失敗
天気予報が教えてくれた
再びチャンスが巡ったこと
寝起きの朝にまた高まる期待
あの日と同じ傘を差して
待ち伏せする帰り道
深呼吸して落ち着いて
用意していた言葉を言うだけ
ピタッと大雨は止まって
同時に理由も失って
歩き始めたあなたは聞いた
「あれ、こんなとこで何してるの?」って
「友達を待ってるだけだよ」
そう言うしか道は無くなって
通り過ぎてくあなたの背中を
見ながらその場で立ち尽くしてたんだ
これじゃ絶対駄目なんだろうな
もっといい手は無いんだろうか
むしゃくしゃするお布団の中
一つの答えを生み出した
裏返った声で呼び止めた
私の手はきっと震えてて
放課後の時間、いつもの教室
言うことを聞かない私の心臓
驚いた顔も見せないで
あなたは少し微笑んで
「早く行こうよ」
それだけ言って
少し足早に歩き始めた
肩を並べて歩いてる
あなたも少し照れ臭そうで
雲ひとつ無い、夕暮れの空
雨のち晴れで作戦は成功
Tr.6 Biby feat.ジグ/初音ミク
「いまも愛しているよ」
君の髪を触りながら
僕はいま 僕のことを
嫌いになるところだった
「君はまだ消えないで」
こんな言葉 言えないのに
でも そんな僕でもまだ
君は笑っているんでしょう?
「ずっと愛しているよ」
君のことを思いながら
僕はいま 僕のことを
嫌いになるところなんだ
「君はまだ消えないよね?」
こんな言葉 言えないのに
でも そんな僕のことをまだ
君は笑っているんでしょう?
「君はまだ消えないよね?」
「君はまだ消えないよね?」
Tr.7 烏 feat.ふじしむ/GUMI
蒼空に遠く 浮き足立つ街
狭いビルを駆け抜けて飛ぶ
鉛色の翼羽ばたいて
屋上を越えていく
透明になってしまいたいのに
十字のシルエットは残る
淘汰の風に全て流されて
逸れた友の夢
貴方に包まれていた頃には見えない世界が
理想を優に飲み込む
盲目のままで飛び立つよ
曇天の向こうは那由多
躊躇う術もないから
暗い海を渡る
思い出す熱量 遠く幼い日
蒼空の元で笑い合ったあの日まで
蒼空に遠く 浮き足立つ街
狭いビルを駆け抜けて飛ぶ
鉛色の翼羽ばたいて
屋上を越えていく
透明になってしまいたいのに
十字のシルエットは残る
淘汰の風に全て流されて
逸れた友の夢
貴方に包まれていた頃には見えない世界が
理想を優に飲み込む
盲目のままで飛び立つよ
曇天の向こうは那由多
躊躇う術もないから
暗い海を渡る
思い出す熱量 遠く幼い日
蒼空の元で笑い合ったあの日まで
Tr.8 エントラストデイズ
feat.*Luna/GUMI
眠れない夜はいつもそう
屋根に登って見上げるんだ
「夜空にはね、今日という日を
生きた証が光ってるんだよ」
そんな話を思い出して
また目を閉じる
そして僕の上に朝が来て
裏側の光を受け取って
誰かの世界が夜になる
ハロー、ハロー、聞こえるよ
そして今日を生きた誰かに
託された思いを浴びて
背中を押された気がしたから
少しだけ前を向いた
===
回り続ける惑星(ほし)の上
同じように見下ろして
そこに浮かんだ様々を
流れていくその様を
ねぇどんなものが見えるの?
僕は何処にも行けないから
ほんの少しだけ聞かせてよ
目を閉じるまで
そして僕の上に朝が来て
裏側の涙を受け取って
誰かの世界が夜になる
ハロー、ハロー、聞こえるよ
そして今日を生きた誰かの
頬を伝った思いを浴びて
背中を押された気がしたから
今は涙を拭いた
===
今日はもう終わってしまうけれど
見上げればそこに光っていて
楽しかったことも嫌なことも
バイバイ、さようなら
そして今日を生きた証を
この空にひとつ浮かべて
明日もまた生きてみようか
少しだけ顔を上げて
そして僕の上に夜が来て
やり残した想いも悔しさも
誰かの世界に託そう
おやすみ、よろしくね
そして今日を照らした光が
託した思いを運んで
届けてくれる気がしたから
少しだけ前を向いた
Tr.9 未来キャンバス
feat.種田こゆき/初音ミク
Guitar:じゅみ&彩季さつき
Bass&Mix:夏夜乃
雲のように自由で
太陽のようにあったかくて
優しさに溢れる君も
雨のように溢れる涙も
好きで好きで仕方なくて
思いっきり泣いたあとの君の笑顔は
さながら虹のようで
見惚れてしまうんだ
君は嫌がるけど美しすぎるから
つい見てしまうんだ
晴れ渡る空に君の笑顔を探した
透き通る青が君と重なったから
晴れ渡る空に君と未来を探した
青空は二人が描く未来キャンバス
夜は暗くて見失いそうで
大切に強く手を握ってた
つながる二人はまるで星座みたいだ
なんて笑う君を忘れない忘れるわけないだろ
澄み渡る空に君の笑顔を探した
闇を照らす星が君と重なったから
澄み渡る空に君と想いを紡いだ
星空は二人が描く未来設計図
晴れ渡る空を君と二人で眺めた
透き通る青が二人包み込んでく
晴れ渡る空に君と未来を描いた
青空と君と僕が重なっていく
Tr.10 堕天 feat.さまぐら/初音ミク
揺らいでいた。
この空の下、遠くで聞こえた声。
意味も無く掲げた旗は
君が叫ぶその先まで
「届いたらいいな。」
鍵をかけた醜態、君も僕も吊るされた亡霊
汚いものさ、生きることなんて
汚された翼でここを飛び立つのさ。
止めないで。
限りある僕の飛行を。視界不良。
隠された真実はこの空にあるはずだからさ。
朽ちていた。この空の下の隅で堕ちた羽。
止めどなく流れた唄は君が堕ちるその果てまで
「届いたらいいな。」
空を駆けた妄想、君も僕も名も無い亡霊
見えないものさ、生きる意味なんて
空のままの心臓でここを飛び出すのさ
許さないで。
目の膿んだ者の侵入を。僕だけの物。
探そうか、悪意の先にある希望を
この空に刻むのさ。
君も僕も、生まれ変わるのさ。
これが僕なんだ。翼こそ証明。
嗤われた姿で今、歌いだすのさ。
殺さないで。
君が君である証を。
逃げないで。
鼓動が示した証明から。
醒めないで。
灯火の行く末を見守っている。
隠された真実はこの空にあるはずだからさ。
あるはずだからさ。
Tr.11 どうしようもないくらいの、青
feat.さぶろう/初音ミク
Arrenge:さまぐら
僕らはただ何も知りたくなかった
僕らはまだ何も知りたくなかった
重ねた光の粒なんて消えてしまいそうな程
痛いよ体の奥底まで溶けてしまう
どうしようもないくらいの青に塗りつぶされてただ笑った
いつまでだって信じられないとしても「もういいかな?」
ずっとずっと閉じこもる世界は
きっときっとどこよりもキレイなんでしょ?
滲んだ世界から誰かの声が聞こえた
「もういいや」
どこかで聞いた声の先にいた僕は
どうしようもないくらいの青に塗りつぶされて
「あぁ分かった」
僕らはきっとこの空が嫌いなんだと
ただ笑った
ただ笑った
さよなら
Tr.12 はばたきのうた
feat.MANAseq/IA
手を繋いで歩いた いつもの道
僕の影がそっと少し 長く伸びた気がした
手のひらから伝わる 優しい温もり
僕を笑顔に変える まるで魔法みたいだ
オレンジ色の冷たい風が 頬をひらりと撫でてく
〝ただいま〟の合図 〝おかえり〟の合図
〝ありがとう〟いつも飲み込んで伝えられずにいた言葉
はばたきのうた
虹色の音色を風に乗せて 空に描くよ夢の未来地図を
飛行機雲に旅立つ道を結んで
〝いってきます〟の言葉をあなたに伝えよう
ポケットにしまい込んだ いつかの僕に
さよならを伝えて 大人になると決めた
少し背伸びばかりして 何度も転んで
だけど へこたれないキャラが僕の持ち味だから
流れていく大きな雲に 小さな翼を広げて
遠く遠く・・もっと遠くまで飛んでいく
あなたの声が届かなくなっても 振り返らずにいくよ
はばたきのうた
虹色の音色を風に乗せて 空に描くよ夢の未来地図を
飛行機雲に旅立つ道を結んで
〝いってきます〟の言葉をあなたに伝えよう
はばたきのうた
あなたが教えてくれた このうた
辛い時は口ずさんでいくよ
伝えられずにいた沢山の〝ありがとう〟
両手に抱えて いつか渡しにいくから
ららら・・・はばたきのうた